暑くて熱い!夏の高校野球 球児と一緒に燃えました!!

暑くて熱い!夏の高校野球 球児と一緒に燃えました!!

都内ケーブルテレビ7社の共同制作で幹事局のJ:COMからご発注いただき、ディレクターのべ15名、技術スタッフのべ100名がフル稼働した高校野球東西東京大会。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、高校球児の夢の舞台である甲子園での全国一位を決める大会は中止となってしまいました。

しかし、その夢に向かって一生懸命に練習してきた球児たちの熱い思いをどうか実らせるため、各地方独自開催となりました。今回が最初で最後であろう異例の高校野球。高校生をはじめ、保護者、視聴者に少しでも元気をあげたいという思いで、高校野球東西東京大会を全面的にバックアップしました。

弊社は、東西東京大会抽選会をJ:COM三鷹スタジオで生中継(番組制作・中継技術)を担当し、予選1回戦から準々決勝までのダイジェスト番組を制作。各球場での1CAMでの撮影、およびダイジェスト番組の原稿・VTR制作に携わりました。

東・西各準決勝と決勝、東西決勝ではJ:COM独自の新しい試みとして高校野球マルチ映像の中継技術を担当。このマルチ映像中継は、メイン画面に試合展開、その他に子画面にはピッチャーとバッターの1ショット、ベンチ応援など。従来の中継とは異なる視点で高校野球を伝えることができ、視聴者からの反響もよかったそうです。

また、東京大会だけでなく、千葉県野球大会では8日間行われた長嶋茂雄記念岩名球場の予選を生中継(ケーブルネット296で放送)。また、千葉県野球地区大会決勝の4球場を撮影、番組制作に携わりました。

携わったスタッフ達の熱い夏は、球児とともに終わりました。
来年は、「夢の甲子園」が開催されることを心より願っています。

Text by
事業推進室
室長/プロデューサー中野功士
クリエイティブ本部 ヴィジュアル・コンテンツグループ
プロダクションマネージャー金丸千尋