Inter BEE 2023にて
Inter BEE 2023にて
みなさん、こんにちは。コスモ・スペース コンテンツビジネス本部 加藤です。
このBlogにアクセスいただいている方は、放送・配信業界の方、もしくはこの業界に関心を持っていただいている学生さんが多いと思いますので、11月15日から幕張メッセで行われたInter BEE 2023に行かれた方も多いかもしれません。
私も業務の合間を縫って、参加してきました。
Inter BEEとは、今年59年目を迎えた日本国内最大の音、映像、通信に関連する国際展示会で、私も業界に足を踏み入れてから20年、ほぼ毎年参加、ないし、出展者として、幕張を訪れています。その目的は映像表現に関わる最新の技術に触れて、刺激を受けたいという思いから、に尽きます。
20年も通っていると、以前は大きなブースを構えていたハード、ソフトのメーカーさんが、撤退をして、逆に当時は聞いたことがなかった外資系企業が一等地で出展していたり、技術の革新と共に、そのプレイヤーの入れ替えも激しいなぁ、と感じます。出展のスタイルも、以前は豪華ノベルティや抽選会ありきだったものから、今は、どの企業も工夫を凝らして、来場者が如何に自身の業務を効率化できるか、コスト削減を実現できるか、という視点にたってのソリューション提案型の展示が目立ったような気がします。
IMAGICA GROUPの関連企業でも、株式会社フォトロンが今年も出展されていて、メインステージでは、Vizrtを使ったXRバーチャル展示を行っていました。生のカメラ映像と背景LEDを連動させ、多彩なリアルタイムCGでの奥行き、没入感のある演出を実現していて、多くの方がそのデモンストレーションに関心を持って、集まっていました。局内やスタジオ内から飛び出して、様々なイベントやライブなどで、XR演出でご一緒する機会も多いチームなので、仲間として、その盛況っぷりを嬉しく感じました。
テクノロジーを活用して、映像演出、表現を高めていく、というミッションのために訪れた幕張ではありましたが、
そこでは、昔の職場の同僚や、お客様、パートナー企業の方々との邂逅も多く、やっぱり人と人のリアルな繋がりっていいな、と改めて実感しました。
テクノロジーと人との繋がりの先に、どんな映像の未来を実現できるのか、社内外の皆さんと色々なプロジェクトを通じて、切り開いていきたいと思っています。