番組制作について
番組制作について
みなさん 初めまして。コンテンツビジネス本部 制作グループ 松里です。
前職では、テレビの制作会社に勤務していて、主に報道局で働いていました。
現在は制作グループの一員として、企業映像、PV、CM、番組など
様々な案件に関わらせて頂いております。
今回、入社一年のタイミングでブログを書く機会が回ってきたので
直近に関わった番組、「冠婚葬祭をテーマにした特番」の納品までの流れを紹介します。
リサーチ
まず自分の担当するコーナーのリサーチを行います。リサーチとは、番組を制作するために、ネタとなる情報を集める作業のことです。
リサーチ対象は、人、場所、物や商品など、番組のテーマによって多岐にわたります。
今回の番組制作ではディレクターの構成に沿った映像や写真を借りる必要があったため、
企業や自治体等への連絡も行いました。
使用にあたっての規約の確認や間違った情報を伝えないように注意が必要になります。
撮影準備
・ロケハン撮影場所の下見を行い、当日の立ち位置や画角などを決めます。
機材搬入経路や近くの駐車場の状況など、撮影当日に困らないように確認しています。
・備品準備
撮影に必要な制作備品(テープ類、演者周り備品等)を集めます。
また、カンペや台本などの資料作成やスタッフが食べるお弁当の発注をします。
撮影本番
撮影当日は、スタンドインや控室周りの準備、小道具等の用意を行い撮影中はフロア周りを気にして、進行がスムーズに進むようサポートします。
今回は、ゲスト用のカンペを出したり、VTR終わりのタイムのカウント等を行いました。
編集・MA(ポスプロ)
ディレクターがオフライン編集したものをポスプロで放送用に、テロップ入れや、ぼかし加工などの作業を行います。
ディレクターが作ったテロップ表や台本等を刷り、抜けがないよう確認します。
MAでは、出来上がったデータにナレーションや効果音などを付け加えていき、
いつもTVで見ている番組の状態に完成させていきます。
リサーチの際に先方から言われたクレジットが入っているかなど、最終確認をします。
今回の番組では、これらの流れを1〜2ヶ月程度の期間で完成させていきました。
一年経験して感じたことについて。
PMの仕事は幅広く、「企画から納品」までの全行程に関わることができます。
TVや企業PVなど各案件で行程に違いはありますが、どの案件でも特に「先回りの準備」が大切だと思います。
それは、先回りで準備を行うことで、作品に関わっている方々の作業の進行がスムーズに行うことができると感じたからです。
これからも幅広い業務に携わっていき、先輩たちの背中を見てどんな現場でも先回りで
準備ができるよう、日々勉強していきたいと思います。
Text by
コンテンツビジネス本部
制作グループ松里 尚幸