初めての海外ロケ in モンゴル
初めての海外ロケ in モンゴル
皆さん、こんにちは!
制作技術本部 テクニカルスタッフグループの仲本圭佑です。
今回は、私がカメラアシスタントとして参加したモンゴルでの撮影について、
現地での様子を交えながら紹介していきます。
私は、入社以来3年間、放送技術本部 報道・スタジオグループの一員として、
日テレNEWS24のマスター業務に携わっていました。
(※日テレNEWS24に関してはこちらのブログで!)
日々、マスター業務に取り組んでいるうちに実際の撮影現場に携わりたいという思いが強くなり、
入社4年目を迎える直前に部署異動の話をいただき、現在所属している制作技術本部への異動が実現しました。
そんな私が、部署異動後わずか2ヶ月で参加した、モンゴルでの撮影や現地での様子をいくつか紹介いたします。
雄大な自然の中での撮影
今回の撮影は、モンゴルの高専と合同で行うものでした。
残念ながら撮影に関することはあまりご紹介できないのですが、
簡潔に言うと、バルーンにカメラを取り付けて上空の映像を撮影するというものです。
今回撮影を行った場所は、モンゴルの大平原のど真ん中。
そこは辺り一面草原が広がっており、木は一本も生えていません。
日光を遮って影を作ってくれるのは上空の雲だけという中で、
日常では味わえない自然の雄大さを感じることができました。
街中は日本車でいっぱい
撮影期間中は首都のウランバートルに滞在して、100キロ以上離れた郊外まで車で移動して撮影を行いました。
舗装がされていない道や山道を走りながらの移動でしたが、
なんと、モンゴルの至る所で日本の中古ハイブリッド車が走っていたのです。
モンゴルの大草原を車で走行してできたあぜ道のことは"プリウスロード"と呼ばれています。
突然ですが、ここで問題です。
現地の方に聞いた、モンゴルの人が一番知っている日本語は、次の内どれでしょう。
①ありがとうございます
②ご注文をお伺いします
③ETCカードが挿入されていません
正解は…
日本産の中古車には、ETC車載器が付いたままの車が多いそうです。
そのためよく耳にすることからいちばん知っている日本語だそうです。
モンゴルの料理
滞在期間中の食事は多くが羊肉を使ったものでした。
羊肉のハンバーガーや、鍋、スープなどいろいろな料理を食べましたが、
日本で食べる羊肉を使った料理よりも臭みがとても強く、
少し食べるのに苦戦しました。(個人差あり)
モンゴルには地獄がある!?
ウランバートル市内にある寺院。
寺院の中では、死後地獄に落ちた人間や動物などが地獄で様々な刑を受けている様子が描かれていたり、
実際に刑を実行する番人のお面などが飾られています。
年に一度開かれる祭では、そのお面などを使用して仮装して踊ったりするそうです。
今回の撮影期間中、日本の大学がモンゴルで行う実験や研究に、長年協力している
地元の高専学校の先生や生徒の方々や、モンゴルで、宇宙に関する実験や研究、開発などを進めている
団体の方々と一緒になって、撮影や実験を行いました。
その中で感じたことは、現地の学生たちの日本に対する関心の高さや、
実験に対して真剣に取り組みながらお手伝いをしようとする姿勢。
また、壮大な宇宙ビジネスへの取り組みと、そこに対する深い情熱です。
ふだんでは経験できないような特殊な撮影に参加できただけではなく、
モンゴル国内で奮闘する様々な方々と時間をともにできたことが、とても貴重な経験になりました。
今回はモンゴルでの撮影でしたが、コスモ・スペースには、アメリカに関連会社(コスモ・スペース オブ アメリカ)もあり、活躍の場は日本全国にとどまらず、世界各国様々です。
次にコスモで海外へ行くのは、このブログをご覧になっているあなたかもしれません!!