自社サイトの簡単チェック〜Webサイトセルフ診断シート(無料)
36項目のチェックで簡単診断
4月になって新たに会社のWebサイトの運営に関わることになった方もいらっしゃると思います。そこで、専門的な知識がなくても簡単に自社サイトの状態を診断できる「Webサイトセルフ診断シート」(エクセル形式)を用意しました。
ページ下のフォームから無料でダウンロードいただけます。
各項目の解説をみながら36項目に、
- 評価A:全く問題ない
- 評価B:一部問題がある
- 評価C:問題がある(もしくは不明)
セルフ診断シートでわかること
このセルフ診断シートではおもに、“企業のWebサイトとして満たしていることが望ましい要件”をチェックできるように設計されています。- 探している情報はみつけやすいか
- ユーザーが検索エンジンからこのWebサイトにたどり着くことができるか
- 目的に応じてサイト内を回遊することができるか
- デザインやコンテンツの表記に問題がないか
- ユーザーに期待するアクティビティができるようになっているか
- セキュリティやコンプライアンスの問題を含んでいないか
など、総合的に診断できるように10のカテゴリに分けて構成しています。
1〜9のカテゴリは総合点で状態の評価ができます。10番目のカテゴリはセキュリティなので対策が急務の場合もあります。
診断項目について詳しく解説
ユーザビリティを左右する項目
①導線設計
Webサイトを訪れるユーザーは必ずしもTOPページから流入してくるとは限りません。下層ページにたどり着いたユーザーを適切にナビゲーションできるかどうか、導線設計の基本項目をチェックしましょう。②機能とインターフェース
ユーザーが操作するUIはさまざまなユーザーの利用環境で障害なく使えるようになっているでしょうか。スマートフォンやタブレット端末などタッチデバイスで使えない機能(ex.メニューの操作がカーソルを合わせた時に動くオンマウスを必須としている)を見落とさないようにしましょう。情報設計と見つけやすさ
③情報設計・ラベリング・見出し
詳細情報のページと目次ページの関係やコンテンツの分類など、情報設計はユーザーが探している情報を見つける上でとても重要な役割を果たします。社内や業界内などのローカル用語など作り手目線になっていないかチェックしましょう。④リンク・ボタン
ユーザーがリンクやボタンをクリックする際に「これを押すとどうなるか?」が予想できることは非常に大事なことです。リンク先が想定と違って何度も戻る必要があるとストレスが発生します。またわかりにくいボタンだとクリックすらされません。⑤検索エンジン最適化
この会社・製品・サービスを知らないユーザーは固有名詞で検索することができません。予備知識のないユーザーにも検索エンジンの検索結果表示の段階で十分なヒントを与えて、探している情報があることをアピールする必要があります。デザインと文章表現
⑥デザイン
ユーザーに与える印象としてビジュアル要素が与える影響は少なくありません。またビジュアル要素以外にも文章の読みやすさや、統一的なルールもデザインの要素として重要な評価項目になります。⑦文章と表現
表記ゆれの統一や適切な補足など、ユーザーの理解を妨げないようになっているでしょうか。コンテンツの問題点を見つけるためのチェックポイントをまとめています。ユーザー接点としての問い合わせフォーム
⑧お問い合わせフォーム
Webサイトを訪れたユーザーが、問い合わせをしたいと思った時に使用するお問い合わせフォームには守るべきルールとマナーがあります。アップデートが必要なコンプライアンス
⑨コンプライアンス
コンプライアンスは法務部に丸投げ、というわけにはいきません。セキュリティ同様に最新の状態にアップデートが必要です。特にWebサイトはインターネットを通じて全世界からアクセス可能のため海外の法規にも対応が必要になる場合があります。見落とせないセキュリティ
⑩セキュリティ対策
Webサイトが企業とユーザーにとって重要なコミュニケーションチャネルとなってきた昨今、それと合わせてリスクも増大しています。合理的かつ効果的な対策ができるように基本項目をチェックしましょう。以上、セルフ診断シートでチェックできる項目の解説でした。
より高度な調査や診断・専門的な評価が必要な場合はお気軽にご相談ください。
「Webサイトセルフ診断シート」(エクセル形式)は無料でダウンロード出来ます。
以下のフォーム送信完了後、メールにてダウンロードページのURLをご案内いたします。